かるがもの日常

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田舎暮らしと都会暮らしの5つの違い

みなさんは、「いつかは都会の喧騒からはなれて、のどかな田舎でのんびりと暮らしたい」、「こんな何もないところじゃなくて都会に出ていろんな刺激的な生活を送りたい」と思っていませんか??

そこで、都会と田舎の違いを紹介していきます。

 

目次

 

1.交通

都会の場合

都会の場合は、駅に行けば10分以内に電車が来ると思います。通勤時間の場合は3分に1本くらいのペースで電車が駅に入ってくると思います。そしてそのすべての電車が満員です。どこからこんなに人湧いてきたんだと思うくらいに満員です。

しかし、少し寝坊したくらいでは遅刻もすることないくらい電車が走っているので便利です。

そして、都市部から地方都市に向かって新幹線も多く出ています。

出張や、旅行に便利な乗り物です。

 

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電車だけではなく、路線バスも充実しているので、ほとんど歩かずに目的地に向かうことさえできます。

さらにタクシーも呼べばすぐに来ます。しかし、初乗り運賃が高いです。

 

自転車の場合は都心部では自転車専用レーンが整備されているところが多いので走りやすいですが、逆に整備されていないところは交通量が多いときは少し怖いです。

 

都市部の郊外にはたいてい国際空港があります。そこから海外へ行くこともできますし、地方に移動することも可能です。

 

 都会(主に日本の3大都市の中心部)で生活をする場合は、自家用車は必要ありません。上記のようにどこへでも公共交通機関を利用すれば着きます。

持っていると、駐車場代や、ガソリン代といった維持費がかなりかかるため、自家用車は持っていても大きな負担になりかねません。

 

田舎の場合

田舎の駅は想像以上に電車が走っていません。

1時間に1本走っていればいい方です。路線バスもあってないようなものです。

朝寝坊していつもの電車に乗り遅れたりしたら1時間以上の遅刻が確定します。

新幹線の通っている地域だとまだいいですが、新幹線が通っていない地域は都市部に行くのにかなりの時間がかかります。

 

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タクシーの初乗り運賃は都会に比べて安いですが、そもそもあまりタクシーがいません。ちょっと道でタクシー拾って帰ろうと思っても数時間はタクシーは来ません。

 

地方にも空港はありますが、都市部をつなぐための空港なので、海外に出るためには一度国際空港まで行かなければいけません。

 

そんな交通の便の悪い田舎ですから、自家用車はなくてはならない乗り物です。

どこに行くにもまず車に乗らないといけません。

田舎の家庭は、基本1人1台車を持っています。高校生なら原付に乗っている子もちらほらいます。

 

そのため、田舎では、職業関係なく運転免許がないとやっていけません。

田舎に住みたい方はまず免許を取りましょう。

 

2.買い物・娯楽

都会の場合

都会は買い物をする場所や娯楽施設は山ほどあります。

コンビニも家から5分以内にあると思います。

また、飲食店もたくさんあるし、24時間営業している店舗もたくさんあります。

 

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娯楽施設もカラオケ、漫画喫茶、ラウンドワン、水族館に動物園となんでもあります。

都会に行けばなんでもありますし、なんでもできます。

こういったところに憧れを感じている方が多くいると思います。

 

田舎の場合

何もないです。コンビニなんて歩いていけるような距離にないです。

飲食店も小さい定食屋さんがせいぜいでしょう。

ましてや24時間営業の飲食店なんてまずないと思ってください。

家にいて小腹がすいたら我慢してください。

 

娯楽施設もありません。

駅前くらいなんかあるっしょって思うかもしれないですが、ないです。

あるとすれば、スキー場やキャンプ場くらいのものです。

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3.騒音

都会の場合

都会の場合、早朝から深夜まで常に電車が走っているため、駅の周りは必然的にうるさいです。

また、繁華街は早朝以外基本騒がしいです。

さらに、アパートやマンションは壁が薄いことが多く、隣の物音や話し声が気になります。

 

高速道路や国道も、常に交通量が多いので、騒音に悩まされる可能性は高いです。

また、近年だいぶ減っていますが、未だに暴走族のような集団はいます。そのため、道路沿いは、騒音がすごいこともあります。

 

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田舎の場合

田舎の騒音問題はほぼありません。

強いて言うなら、夏場の夜のカエルの合唱が耳障りになる人もいると思います。

 

夜だけではなく昼間も人がいないので自然の音しか聞こえません。川の水が流れる音とか、木々が風で揺れる音とか...

 気持ちのいい音が聞こえます。

 

4.人間関係

都会の場合

都会は、人間関係は希薄です。

アパートに住んでも隣の人が誰なのか知らないことも多々あります。

この希薄さがさみしいと思うか、干渉されなくてやりやすいのかは人それぞれだと思います。

 

田舎の場合

都会とは対照的で、田舎の場合は地域の人と密接にかかわります。

ご近所さんから野菜をもらったりするのは本当にあります。これだけで食事ができるんじゃないかってくらいにいろんなものをもらえます。

 

さらに、近所のおばさんたちと仲良くなるとその地域の情報はほぼすべて手に入ります。逆に、嫌われてしまうといづらくなってしまうこともあります。

どこから仕入れたんだって言うことまで知っているので、田舎では悪さはできません。

 

また、町内会や、消防隊なんかもあり、僕の実家では、成人男性は消防隊に入らなければならないです。義務ではないですが。町内会の集まりにもできる限り参加した方いいです。面倒かもしれませんが、参加しないと近所で悪口言われたり、冷たくされる可能性もあります。

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田舎は、良くも悪くも人間関係が大切です。

人に干渉されたくない方は田舎に向いていません。

 

5.治安

都会の場合

都会の場合、田舎に比べると治安はよくありません。しかし、日本は世界でも有数の治安のいい国なので、身の危険を感じるようなことはよっぽどのことがなければありません。しかし、ニュースを見るとわかるように、犯罪の発生は都会の方が多いです。

 

ただ、日中の場合は、交通事故を除けば滅多に犯罪に巻き込まれることはないでしょう。注意するのは夜中の繁華街や、ターミナル駅です。このような人が集中する場所では、詐欺や、違法ドラッグの販売などを企む人間もいます。

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あと、多いのは痴漢です。

通勤ラッシュの電車は、すし詰め状態です。電車内にはそういうことをする下衆野郎も潜んでいます。

痴漢の被害は女性だけだし、男は関係ないと思われるかもしれません。しかし、男性も被害に遭う可能性は十分あります。触られる方ではなく、冤罪をかけられる可能性があるということです。痴漢被害を装って、示談金を取るということが時々あるようです。

満員電車に乗るときは、両手を上に挙げるといいでしょう。また、万が一やってもいないのに痴漢をしたといわれ、連行されそうになったら、本気で逃げてください。

なんでも、同行するだけで罪を認めたと取られることもあるようです。

 

田舎の場合

田舎の治安はとてもいいです。注意が必要なのは、地方都市の中心地です。都市部に比べるといい方ですが、都会に行くと淘汰されそうな、変にいきがってる輩がいます。そういう人は基本相手にしなければ大丈夫です。

 

田舎の場合、人間よりも獣に注意が必要です。クマ、イノシシ、サルなど。イノシシやサルは田畑を食い荒らすので、農家の方はとくに注意が必要です。

クマは本当に危険です。人間なんて瞬殺です。特に、秋はクマが一番出る時期なので、むやみに山に入るのはやめましょう。

 

僕の地元の小学生はランドセルにクマよけの鈴をつけています。(笑)

サルやイノシシも、刺激をすると人に襲い掛かってきます。

人間の身体能力なんて、野生の動物には到底かないませんので、変に刺激するのは避けましょう。

 

獣は刺激しなければ逃げていくもしくは立ち去るので、大声を出したり、攻撃したりしないようにしましょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

都会には都会の危険もあり、田舎には田舎の危険があります。逆に両方とも良い点が沢山あります。良い面だけではなく悪い面も考えると、実際に住んだ時に理想とのギャップに苦しむこともなくなると思います。